あれは何だったのでしょうか？
ほんとに「不思議な何か」なのです

あれから考えていたんですが

先日年上の友達が髪を短くして少しヘアカラーの色も変えて
なんだか若くかわいくなったのを感じてたのですが

その友達が「ヘアピースつけたんよ」とそっと教えてくれました
それからそう思って見てるとそれなりの年にもみえるし
それなりのヘアに見えてくるから不思議なものです

それで　言わなくていいことは人には言わない方がいいよ
と彼女に言ったのですが
人は事実を知ってしまうと それまで受けてた印象は
消えてしまい　　　　そういう目で見てしまうようです
勿論事実をしっかり把握しなければならない場合も
あるのですが

私たちは日頃自分の知ってる先入観とかで　
もの事を見てしまい
受け入れてしまってる事が多いと思うんだけど

うまくいえませんがつまり
　「何もないまっさらではない 脳」で　物を感じ
固定観念でもって　判断をしてしまうことが多いんじゃないかと
思ったんですが

ひょっとしたら自閉症の彼らは余計な判断基準や固定観念や
先入観などない　常に「まっさらな脳」でもの事をとらえ
何の計算もなくそれを外に出していて
　
それで他の人の心に直接響くものを伝えることが出来るのかも
と思ったのでした　
ほんとに今回はそんな純粋な響きに触れる
いい機会を持つことが出来たとうれしく思いました

すまぴーはそれまで自閉症というのは治療によって
将来治るものだと思っていたのですが　
生まれつきの脳の障害のひとつと言われているそうで
自閉症の医学的な原因や治療法は今のところよくわかって
いないそうです

自閉症というものに関しても　
家族の方たちの現状とかに関しても　
私たち健常者を取り巻く者の理解というのは　
ほんとに何もないに等しいものかもしれないと反省もしました

でも布施和生さんには沢山の支えてくれている友や
先生や家族の方がいらしゃるようです

「彼 布施和生さんが興味を示してきたのは音楽で　
彼の演奏からは　彼の意図をおそらく越えて　
人間のいのちの神秘と　
音楽のコミュニケーションの奥深さとかが　
感じとられることがある」

と語られるのは布施さんの先生でもあり　
パリ国際音楽学校を最優秀の成績で卒業され　
広くギター活動をされておられる北口　功先生です

布施さんと同じ年代でジャンルを越えて広く活躍されておられる
ギタリスト押尾コ−タロ−さんとの三人のアンサンブルも
とても素敵でした

人間の神秘な「いのち」と
布施和生さんの魅力をみつめ支える「なかま」との
アンサンブルが
これからも楽しみな「みらい」だという思いが感じとれた
このコンサ−トを又機会があったら　聞きに行きたいと
思いました

彼の素敵な音色をBGMで聞いていただきたかったのですが
どうしてもこれを入れると重くなって画面が固まってしまい
すまぴ-の未熟な力では動かすことが出来ません
それでリンクを張らせて頂きましたので
　布施和生さんのHPに行ってみてください
そこでは２曲彼のギタ−を聞くことができますし
色々彼の活動のことなども知る事が出来ます

2001/01/21　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　bgm:　INARAKAWA/KAZUO FUSE

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